楽天モバイルは自分で購入したスマホでも機種変更できる?使える端末や注意点まとめ!
楽天モバイルでは、自分で購入したスマホをそのまま使えるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
機種変更の際に端末を自由に選べると、コスト面でも選択肢の幅でも大きなメリットがあります。
この記事では、楽天モバイルで自分で購入したスマホが使えるのか、その条件や注意点をわかりやすく解説します。
楽天モバイルで自分で購入したスマホが機種変更できるのか
楽天モバイルでは、基本的に自分で用意したスマホを使って機種変更することが可能です。
ただし、すべての端末が必ずしも利用できるわけではなく、いくつかの条件を満たしている必要があります。
たとえばSIMフリーであることや、楽天の回線に対応しているかどうかなどが重要なポイントです。
事前に確認しておくことで、機種変更後のトラブルを防ぐことができます。
確認①:楽天モバイルはSIMフリー端末に対応しているか
楽天モバイルはSIMフリー端末に対応しているため、キャリアに縛られないスマホでも利用可能です。
この点が大手キャリアとは異なり、自由度の高い選択ができる理由の一つです。
たとえば、家電量販店やネット通販などで購入したSIMフリースマホも、楽天モバイルで問題なく使えるケースが多いです。
ただし、一部の古い端末や特殊な仕様の機種は例外となることもあるため、事前確認が重要です。
確認②:他社で購入したスマホでも条件を満たせば使えるか
他社で購入したスマホでも、条件を満たせば楽天モバイルで使用可能です。
特に重要なのは、SIMロックが解除されていることと、通信方式が楽天回線に対応しているかどうかです。
たとえば、ドコモやau、ソフトバンクで購入した端末でも、SIMロックを解除すれば楽天モバイルで使える可能性があります。
端末によっては一部機能に制限が出ることもあるため、使用前に対応状況を確認しておきましょう。
確認③:楽天回線に対応しているスマホであれば問題なく使えるか
楽天回線に正式に対応しているスマホであれば、特に問題なく使うことができます。
楽天モバイルの公式サイトでは「対応端末一覧」が公開されており、そこに掲載されている端末であれば安心して利用できます。
対応端末には、楽天回線に最適化された設定が施されていることが多く、通話・データ通信・楽天リンクアプリの利用もスムーズです。
購入前や利用開始前に、必ず公式サイトで確認するのが失敗しないポイントです。
自分で購入したスマホが楽天モバイルに対応か確認する方法4撰
楽天モバイルで自分のスマホが使えるか不安な場合は、いくつかの確認方法があります。
機種変更後に「つながらない」「通話できない」といったトラブルを防ぐためにも、事前のチェックが重要です。
ここでは、楽天モバイルへの対応状況を確認するための4つの具体的な方法を紹介します。
確認①:公式サイトで公開されている「対応端末一覧」で確認できる
楽天モバイルの公式サイトには、「対応製品一覧」というページが用意されています。
ここでは、iPhoneやAndroidをはじめとした多くのスマホの対応状況を簡単に確認することができます。
「製品名」や「メーカー名」で検索も可能なので、自分のスマホが楽天回線に対応しているか一目でわかります。
この一覧には、通話・データ通信・楽天リンクアプリなど、各機能の対応状況も記載されているためとても便利です。
確認②:iPhoneやAndroidなど主要機種の対応状況をチェックする方法
iPhoneの場合、楽天モバイルではiPhone 6s以降のモデルが基本的に対応しています。
特にiPhone 12以降は5Gにも対応しており、快適に利用できる環境が整っています。
一方、Androidの場合は機種によって対応可否が分かれるため、特に注意が必要です。
Androidはメーカーや型番ごとに対応状況が異なるため、必ず楽天モバイルの対応端末一覧で確認しましょう。
確認③:楽天モバイル非公認でも使える可能性がある端末とは
楽天モバイルの「非公認端末」でも、条件を満たせば利用できるケースがあります。
たとえば、SIMフリーでVoLTEやAPN設定に対応している機種であれば、公式対応外でも使えることがあります。
ただし、動作保証がないため、楽天リンクアプリが使えなかったり、一部機能が正常に動作しないリスクもあります。
こうした端末を使う場合は、自己責任となる点を理解しておくことが大切です。
確認④:IMEI番号を使って対応状況を確認する手順
スマホの「IMEI番号」を使えば、より正確に楽天モバイルへの対応状況を確認できます。
IMEIは端末ごとに割り振られた固有番号で、楽天モバイルの公式サイトに入力することで動作確認済みかどうかをチェック可能です。
IMEIはスマホの設定画面や、電話アプリで「*#06#」と入力することで簡単に確認できます。
公式に動作確認済みと表示されれば、安心して楽天モバイルでの利用ができるでしょう。
自分で購入したスマホを楽天モバイルで使う前にチェックすべき4つの条件
楽天モバイルで自分で購入したスマホを利用する前には、いくつかの確認すべき条件があります。
これらを見落とすと、通信がうまくいかない、通話ができないなどの不具合につながることもあります。
スムーズな機種変更や乗り換えのために、以下の4つのポイントを事前にチェックしておきましょう。
条件①:SIMロックが解除されていること
まず確認すべきは、スマホのSIMロックが解除されているかどうかです。
他社で購入したスマホは、契約キャリアのSIMロックがかかっていることが多く、そのままでは楽天モバイルのSIMを使うことができません。
SIMロック解除は、各キャリアのマイページやショップで手続き可能で、条件を満たせば無料でできる場合もあります。
楽天モバイルで使うにはSIMフリーであることが前提なので、忘れずに確認しましょう。
条件②:VoLTEや5G通信などの通信方式に対応していること
楽天モバイルでは、音声通話にVoLTEを利用しているため、この機能に対応していることが必要です。
また、より高速なデータ通信を求めるなら5Gに対応しているかも重要なチェックポイントです。
対応していない機種では、通話ができない・圏外になる・通信速度が極端に遅いなどの不具合が発生する可能性があります。
端末のスペック表や公式サイトで通信方式の対応状況を確認しておくと安心です。
条件③:楽天リンクアプリが正常に使えるかどうか
楽天モバイルの通話料金無料サービスを利用するためには、「Rakuten Link(楽天リンク)」アプリの使用が必要です。
しかし、一部の非対応端末ではこのアプリが正常に動作しない場合があります。
通話やSMSの送受信ができないこともあるため、自分のスマホで楽天リンクアプリが使え
るかどうかを事前にチェックしておきましょう。
Google PlayまたはApp Storeでのインストール可否や、アプリの対応端末一覧の確認が有効です。
条件④:テザリングやおサイフケータイなどの機能の対応状況を確認すること
楽天モバイルに対応していても、テザリングやおサイフケータイ、NFCなど一部機能が使えないケースもあります。
たとえばAndroidスマホでは、楽天公式に掲載されていない機種の場合、機能制限がある可能性が高くなります。
特定の機能をよく使う人は、機種変更前にそれらの動作確認をしておくことが重要です。
「使えると思っていた機能が使えなかった」という事態を避けるためにも、丁寧な事前確認を心がけましょう。
楽天モバイルで自分で購入したスマホに機種変更する手順と設定方法
楽天モバイルでは、自分で用意したスマホにスムーズに機種変更するための手順が整備されています。
「my 楽天モバイル」での申請から各種設定、動作確認までをきちんと行うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
以下に、機種変更を完了させるまでの流れを5ステップでわかりやすく解説します。
my楽天モバイルで機種変更の申請を行う方法
楽天モバイルで機種変更する際は、まず「my 楽天モバイル」アプリまたはWeb版にログインしましょう。
ログイン後、「契約プラン」メニューから「SIM再発行・機種変更」の手続き画面に進みます。
このページでSIMタイプ(SIMカード or eSIM)を選び、変更申請を完了させると、新しい端末での利用準備が整います。
申請後は、SIMの発送やeSIMの発行完了通知を待ってから次の設定に進んでください。
SIMカードまたはeSIMをスマホに設定する手順
SIMカードの場合は、新しいスマホに物理SIMを挿入し、電源を入れるだけで基本的な認識が始まります。
eSIMの場合は、my 楽天モバイルから「eSIMプロファイル」をQRコードで読み取って設定を行います。
このとき、インターネット環境が必要となるため、Wi-Fiに接続しておくとスムーズです。
設定が完了すれば、スマホは楽天回線を使用する準備が整います。
APN設定を正しく行って通信を有効にする方法
多くの対応端末ではSIMを挿すだけでAPN設定が自動で行われますが、一部のAndroid端末では手動設定が必要な場合もあります。
APN設定では、「名前」「APN」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」などを正しく入力する必要があります。
楽天モバイル公式サイトでは端末ごとの設定方法が案内されているので、そちらを参考にすると安心です。
APNが正しく設定されていれば、モバイルデータ通信が正常に使えるようになります。
楽天リンクアプリのインストールと初期設定の流れ
通話やSMSを無料で使いたい場合は、「楽天リンクアプリ」のインストールが必須です。
Google PlayまたはApp Storeからアプリをダウンロードし、楽天IDでログインして初期設定を行います。
アプリの許可設定や電話番号認証を済ませれば、すぐに楽天リンクでの通話・メッセージが利用可能になります。
このステップを忘れると、通話料が発生してしまうこともあるため、忘れずに設定しましょう。
電話やSMSが正常に使えるかの動作確認方法
すべての設定が完了したら、最後に電話とSMSが正常に使えるかどうかを確認しましょう。
楽天リンクを使って通話を試す、SMSを自分宛てに送信してみる、モバイルデータ通信が機能しているかなどを確認します。
特にSMS認証が必要なアプリを使っている方は、SMS受信が問題ないかを早めにチェックしておくと安心です。
一通りの動作確認ができれば、自分で購入したスマホでの楽天モバイル利用準備は完了です。
注意!楽天モバイルで自分で購入した端末を使うときのトラブルと対策
楽天モバイルでは、自分で購入したスマホでも利用できる自由さが魅力ですが、いくつかの注意点があります。
特に動作確認が取れていない端末を使う場合は、通信の不具合や一部機能が使えないといったトラブルが起こる可能性があります。
ここでは、よくあるトラブルとその対処法を5つ紹介します。
圏外や通信不安定になる原因とその対処法
自分で購入したスマホで楽天モバイルを使う場合、「圏外になる」「通信が不安定」というトラブルが発生することがあります。
その原因として多いのが、楽天回線の電波帯に端末が完全に対応していないケースです。
特に屋内や地下などではパートナー回線との切り替えがうまくいかず、接続が不安定になることもあります。
このような場合は、APN再設定や端末の再起動、エリア確認などの基本的な対処をまず試してみましょう。
APN設定ミスによる通信エラーの防ぎ方
Android端末を中心に、自動でAPN設定が適用されないことがあります。
その結果、モバイルデータ通信ができなくなったり、楽天リンクが正しく動作しないといった問題が起きます。
手動でAPNを設定する際は、楽天モバイル公式が案内する正確な値を入力することが重要です。
設定後は端末を再起動して、通信が安定しているか確認するようにしましょう。
非対応機種で一部機能が使えない場合の注意点
楽天モバイル非対応の機種を使う場合、基本的な通信はできても一部の機能が使えないことがあります。
たとえば、VoLTEによる通話ができない、楽天リンクが動作しない、おサイフケータイやテザリングが使えないなどです。
特に日常的にこうした機能を利用している方は、非対応端末での制限が生活に影響することもあります。
対応状況を事前に調べ、必要であれば対応端末への買い替えも検討しましょう。
OSアップデートで突然使えなくなるリスク
楽天モバイルで利用中のスマホが、OSアップデート後に急に使えなくなるというケースも報告されています。
これはアップデートにより楽天回線との互換性に影響が出るためで、特にAndroidでよく見られます。
アップデートの前には、楽天モバイルの公式サイトやSNSなどで情報をチェックし、リスクを避ける判断が必要です。
どうしても不安な場合は、アップデートを一時的に保留するのも一つの方法です。
自己責任での利用となるためサポート対象外になることがある
楽天モバイルで公式に動作確認されていないスマホを使う場合、サポートの対象外になることがあります。
たとえば、通信不良や楽天リンクアプリの不具合が起きても、サポートセンターでの対応が難しいケースがあります。
そのため、自己責任での利用であることを理解し、必要に応じてサブ機を用意するなどのリスク管理も大切です。
安心して使いたい場合は、公式に動作確認済みの端末を選ぶのが無難です。
楽天モバイルは自分で購入したスマホでも機種変更できる?まとめ
楽天モバイルでは、公式に販売されていないスマホでも条件を満たしていれば機種変更が可能です。
SIMフリー端末や他社購入品であっても、楽天回線に対応していて、必要な通信機能が備わっていれば問題なく使えます。
また、事前に「対応端末一覧」やIMEI番号などで確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
ただし、APN設定や楽天リンクアプリの利用確認、機能制限の有無など、チェックすべき点は複数あります。
また、非公式端末の使用は基本的に自己責任となるため、何か問題が発生した際にサポートを受けられない場合もあります。
自由度が高い楽天モバイルだからこそ、自分に合った端末を選び、正しい設定を行うことで快適に使うことが可能です。
機種変更を検討している方は、ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、安全かつ安心なスマホ選びを進めてください。